そこで当記事では、「1か月の語学短期留学に必要な費用はどのくらいかかるのか」を、おすすめの国別に解説します。
留学費用を節約する方法についても紹介するため、短期留学を検討している方はぜひ最後まで読んで、自分に合った国を見つけてくださいね。
目次
- 英語プログラムはセブ島での実績12年
- 最短2週間〜3ヶ月セブ島でIT留学
- 1ヶ月でプログラミングの基礎をマスター
- 内定獲得できなかった場合は全額返金
学生・社会人が1か月留学するメリット
1か月という短い留学期間だからこそ得られるメリットを紹介します。
1.語学力が上がる
1か月留学したからといって、急に英語がペラペラに話せるようになるわけではありません。
しかし最初はなかなか言葉が通じなかったとしても、だんだん話せるようになってきたという実感をつかむことはできるはずです。
また、短期集中であるため、「この期間に英語力を伸ばしたい」というモチベーションをキープでき、集中して学ぶことができます。
さらに、帰国してからも「もっと英語を勉強したい」「次に海外に行く時はもっと話せるようになっていたい」と感じ、英語を継続的に続けていくきっかけとなるでしょう。
1か月の短い留学期間をより充実したものとするためにも、自分から積極的にコミュニケーションをとって、英語で話す機会が増えるようにすると良いです。
2.異文化に触れ視野を広げられる
日本とは違う習慣や価値観、食事、宗教、民族などは知識として知っていても、実際に触れられる経験はとても貴重です。
1か月留学先に滞在すれば、多くの価値観に触れ異文化理解を深め、グローバルに視野を広げることができるでしょう。
また多様性を受け入れる適応能力もつけることができ、就職活動・転職活動に活かすことができます。
3.休学しなくても留学できる
長期留学の場合は、日本の大学を休学して行く場合が多く、卒業が遅れてしまうリスクがあります。
しかし1か月の短期留学の場合、夏休みや春休みなどの長期休暇の期間に留学が可能となるため、休学の必要はありません。
社会人の場合は有給休暇が残っていたとしても、さすがに1か月続けて休みを取ることは難しいため、退職して転職するまでの間に短期留学するのが現実的でしょう。
4.就職や転職でアピールできる
短期間の留学であっても、採用を有利に進めることは可能でしょう。
語学力の向上に加え、海外留学で学んだ「コミュニケーション能力」「行動力」「協調性」「適応力」などは社会人として必要なスキルです。
留学中にどんな経験をしたのか、具体的なエピソードとともに企業に伝えることで、語学習得に対する熱意や異文化理解への意識なども評価され、採用に有利になる可能性があります。
5.現実的な費用で留学が可能
1年以上の留学の場合は、数百万円という費用がかかるため、すぐに実行することは現実的に難しいです。
しかし1か月の短期留学の場合、数十万で実現することができます。
費用の参考として、国ごとの1か月の留学費用と1年間の留学費用を見てみましょう。
国名 | 1か月 | 1年間 |
---|---|---|
アメリカ | 約40-60万 | 約270-450万 |
オーストラリア | 約40-55万 | 約250-400万 |
カナダ | 約40-55万 | 約270-350万 |
ニュージーランド | 約35-50万 | 約240-370万 |
イギリス | 約40-70万 | 約280-500万 |
フィリピン | 約25-40万 | 約150-250万 |
参考:留学ワールド「留学費用の比較・節約方法 -国別・目的別-」
1か月の留学で必要になる費用の種類
では、1か月の留学で必要になる費用の種類について解説しましょう。
1.渡航関係費
渡航関係費には留学先との往復の航空券やパスポートの発行代、VISAの申請代、海外旅行保険代などが含まれます。
短期留学の費用では、この渡航関係費の割合が最も大きな費用となります。
2.学費
語学留学の場合には、語学学校で学ぶための入学金や授業料、教材費、プログラム参加費用などが必要となります。
留学期間によって授業料は変わるため、自分が希望する期間で、どのくらいの授業料になるのかを確認しておくと良いでしょう。
3.居住費
1ヶ月間の短期留学の場合、滞在方法はホームステイか学生寮になることが多いですが、社会人の場合はシェアハウスなどに滞在することもあります。
家賃に光熱費もかかり、留学先の国によっても大きく費用に差がでます。
4.生活費
留学中の食費や交通費、通信費、交際費などもかかります。
寮やホームステイであれば、食事代が家賃に含まれていることが多いです。
- 英語プログラムはセブ島での実績12年
- 最短2週間〜3ヶ月セブ島でIT留学
- 1ヶ月でプログラミングの基礎をマスター
- 内定獲得できなかった場合は全額返金
1か月留学におすすめの国と費用を紹介!
治安や気候、費用などから短期の語学留学におすすめの国を紹介します。
1か月留学におすすめの国と費用は、以下の通りです!
国名 | 1か月 |
---|---|
アメリカ | 約40-60万 |
オーストラリア | 約40-55万 |
カナダ | 約40-55万 |
イギリス | 約40-70万 |
ニュージーランド | 約35-50万 |
フィリピン | 約25-40万 |
参考:留学ワールド「留学費用の比較・節約方法 -国別・目的別-」
それぞれの国ごとに、さらに詳しく見ていきましょう!
1.アメリカ
アメリカは多様性に満ちた文化のため、刺激のある留学生活を送ることができるでしょう。
言語も文化も異なる人たちが住んでいる多民族国家であるため、英語を母国語としない人のための英語学習プログラムが充実しています。
大都市もあれば広大な自然もあり、日本と大きく異なる環境でいろいろなことを学べるチャンスになります。
ただし都市によっては治安があまり良くないところもあるので、前もって調べたり、滞在中も夜間に出歩いたりしないよう注意が必要です。
円安が続き、渡航費、滞在費、生活費全てにおいて、現在は費用が高めになっており、1か月の滞在費は約40~60万円となっています。
2.オーストラリア
オーストラリアは日本と時差が少なく、気候も良く過ごしやすいうえに治安も良いため、安全な環境が整っており、留学先として人気の国です。
留学生向けのサポートプログラムや施設が整備され、安心して有意義な留学生活を過ごすことができます。
オーストラリアは多様な文化が共存する国であり、異なるバックグラウンドを持つ人たちと交流することで、国際的な視野を広げることができるでしょう。
また自然豊かな国であり、美しいビーチや自然公園、動物たちと触れ合う機会も豊富にあり、毎日新鮮な気持ちで過ごせます。
1か月の留学費用は40〜55万円で、アメリカに比べると少し安いところも魅力です。
3.カナダ
カナダは大都市でも比較的治安が良く、アメリカ英語を学べるため、留学生に人気の国です。
「多文化主義」を世界で初めて導入した国で、様々な文化・人種に対し寛容に受け入れているため、留学中は多くの異文化体験が可能となるでしょう。
ただしカナダは都市によって物価が違うため、都市選びが重要となります。
また冬の寒さが厳しい場所が多いため、渡航時期にも注意が必要です。
1か月の留学費用は約40〜55万円となっています。
4.イギリス
イギリスは英語発祥の地であり、イギリス英語を学べるだけでなく、世界的な博物館、美術館、歴史的建造物などの文化にも触れることができます。
英語だけでなく音楽やアートを学ぶためにイギリスに留学する人も多くいます。
天気は曇りや雨などすっきりしない日が多く、ロンドンなどの大都市は治安があまり良くない場所もあるため注意が必要です。
また物価が高いことから1か月の留学費用は約40〜70万円と多くかかるため、予算を考慮して計画を立てる必要があるでしょう。
5.ニュージーランド
ニュージーランドは治安が良く、安全な国として知られているため、留学生が安心して生活できる環境が整っています。
美しい自然環境が豊かな国であり、清らかな湖や美しい山々、広大な牧草地などが広がっており、留学生は自然の中でリラックスしたりアウトドア活動を楽しんだりすることもできます。
またニュージーランドは多様な文化が共存する国であるため、現地の人たちとの交流によって国際的な視野を広げることもできるでしょう。
物価は日本よりは高いですが他の欧米諸国よりは安いため、1か月の留学費用は約35〜50万円となっており、少し抑えられるでしょう。
6.フィリピン
フィリピンは、日本から約4〜5時間程で行くことができるため、長い時間飛行機に乗らなければならないという負担がありません。
気候は1年を通して暖かく、自然豊かで美しいビーチなども訪れることができます。
一番の魅力は物価が安く、留学費用や宿泊費、食事代などが手頃な価格で抑えられることでしょうか。
1か月の留学費用は約25〜40万円で、他のおすすめの国よりも安く留学することが可能です。
渡航による時間的な負担だけでなく、経済的な負担も軽減される点は大きなメリットの一つです。
英語の学習に関しては質の高い語学学校も多く、マンツーマンでのレッスンも多いため、最近人気の留学先となっています。
1か月留学の費用を節約する5つのポイント
1.飛行機の予約を早めにする・乗継便にする
短期留学をすることを決めたら、できるだけ早めに航空券の手配をしましょう。
航空会社によって異なりますが、出発日より数週間前までは早割で購入できます。
航空会社に確認して、早めにチケットを確保しておきましょう!
また、ヨーロッパやアメリカなどに渡航する場合は直行便より乗継便の方が安いことが多いです。
トランジットに時間はかかってしまいますが、渡航費用は抑えられるため、費用を少しでも減らしたい場合は検討すると良いでしょう。
もし、格安航空会社(LCC)が留学したい都市に就航している場合は、大手航空会社の早割より費用を抑えられることもあるため比較して利用を検討してみてください。
2.留学する時期を選ぶ
多くの人が休暇に入るお盆やお正月、ゴールデンウィークやシルバーウィークは渡航費用が高くなるのでできるだけ避けると良いでしょう。
学生は夏休みに短期留学を検討する人も多いと思いますが、観光客も多い時期になるため、航空券代が通常より高くなります。
渡航する国にもよりますが、費用を抑えたいなら夏休みより春休みの方が比較的、安く留学できることが多いです。
3.留学する国や都市を選ぶ
国によって物価が違うため、自分の予算に合った国を選択するようにしましょう。
また同じ国でも人口が多く、商業や文化・政治の中心となっているような大都市では地方よりも一般的に物価が高く、滞在費もかかります。
逆に、大都市郊外の街や地方都市の学校に通い生活するのであれば、費用を全体的に安めに抑えられます。
4.シェアハウスに滞在する
短期留学の場合は、寮に滞在したり、ホームステイをしたりすることが多くなります。
しかし滞在費を抑えるためには、1つの家やアパートを数人で借りて共同生活するシェアハウス(フラットシェア)もおすすめです。
家賃を抑えられるだけでなく、シェアハウスについているキッチンを利用して自炊することで食費も節約できます。
5.生活費を節約する
生活費は自分次第で最も節約可能な部分です。
寮やホームステイの場合は、提供される食事以外に無駄な食料を買わないようにすると節約できますよ。
シェアハウスの場合でも、外食を減らし自炊したり、余分な量を買ったりしないように心がけると良いでしょう。
交通費も歩けるところは歩くなどして節約することもできますが、危険な地域を歩くなど無理はしないよう注意が必要です。
節約ばかり気にしすぎて、留学中に現地の文化を学ぶ機会が取れない、多くの人と交流できずに終わってしまう、なんて事態になっては本末転倒です。
あくまでも「無駄遣いをしない」ことを意識して、必要な交際費などはしっかり予算に組み込んで安全で充実した留学期間を過ごせるようにしましょう。
TAKASHI KAWAHARA
短期留学も対象になる奨学金がある!
費用が高すぎることから、留学を諦めている人もいるかもしれません。
そんな人のために短期・長期、そして学生・社会人を問わず、留学したい人を対象とした奨学金の制度がいくつかあります。
文部科学省など政府機関による奨学金もあれば、地方自治体や民間団体、大学、外国政府などによる奨学金もあります。
奨学金を借りると、「後で返すのが大変」「利子が付くのでは」と心配になる人もいるでしょう。
奨学金の中には貸与型と給付型の両方があり、貸与型には有利子のものと無利子のものがあるため一度、自分に合った奨学金はないか調べてみると良いでしょう。
日本学生支援機構(JASSO)による「海外留学情報サイト」には、海外留学のための奨学金制度がまとめられていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考:日本学生支援機構(JASSO)「海外留学情報サイト」
- 英語プログラムはセブ島での実績12年
- 最短2週間〜3ヶ月セブ島でIT留学
- 1ヶ月でプログラミングの基礎をマスター
- 内定獲得できなかった場合は全額返金
まとめ
短期留学は語学力のレベルアップはもちろん、国際的な視野を広げたり、異文化交流ができて今までと違う価値観を学ぶことができたりと、多くのメリットがあります。
しかし海外に滞在するとなると、やはり多くの費用がかかってしまうことも事実です。
だからといって、安さを優先して行きたい国や都市、学校のカリキュラム内容などを妥協してしまっては、後悔の残る留学となってしまいます。
留学は自分の成長のための投資と考え、自分が行きたい国や学びたいことなど目的を明確にして優先順位をつけ、妥協できることとできないことを見極めていくと良いでしょう。
そうすることで、きっと将来につながる素晴らしい経験ができるはずです。
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TAKASHI KAWAHARA
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