英語が得意で、英語を活かした仕事に就きたい人は多いと思いますが、どの程度の英語力が必要なのか、どんな仕事があるのか分からず、諦めている人もいるのではないでしょうか。
そんな人のためにここでは英語を使う仕事の種類について解説します。
ぜひ自分に合った仕事を見つけて、チャレンジしてみてください。
目次
- 英語プログラムはセブ島での実績12年
- 最短2週間〜3ヶ月セブ島でIT留学
- 1ヶ月でプログラミングの基礎をマスター
- 内定獲得できなかった場合は全額返金
英語を使う仕事の将来性と魅力
グローバル化が進む中で、英語を話せる人材の需要は将来に向けてますます高まっています。
多国籍企業や国際取引が増えることで、ビジネスの現場でも英語が不可欠です。
また、海外からの観光客も増えており、英語で接客する機会も多いのが現状です。
そのため輸出入ビジネス、観光業、国際的なマーケティング、外資系企業など、多くの分野で英語が重要なスキルとして求められ続けます。
英語ができることで、多国籍企業や外資系企業、国際機関でのキャリアチャンスが増えます。
グローバル企業では、昇進や海外出張・赴任の機会も多く、キャリアアップに繋がる可能性が高まるでしょう。
さらに英語力を活かせる仕事は、一般的に報酬が高い傾向にあります。
通訳や翻訳、外資系企業での業務、国際ビジネスの分野では、英語を使うスキルが高く評価され、高収入が期待できる職種が多いです。
英語を使う仕事に就くことで、異なる文化を持つ人々と交流する機会が増えます。
グローバルな視野を広げ、自分自身の成長に繋がると同時に、異文化理解を深めることで、新たなビジネスチャンスを見出すことも可能です。
このように多くの業界で英語を使える人材は重宝され、転職時にも大きなアドバンテージになるといえるでしょう。
TOEICレベル別に解説!英語を使う仕事16選
TOEICスコア500~600点が必要な仕事
TOEICスコア500~600点は、日常会話に加え、限定的ではあるが業務上のやりとりも英語でできるレベルです。
このレベルの英語力が必要とされる仕事には以下があります。
- テーマパークスタッフ
- グランドスタッフ
- ホテルスタッフ
- ITエンジニア
テーマパークスタッフ
テーマパークスタッフの仕事は、来園者が楽しく快適に過ごせるように対応する仕事です。
来園者の中には外国人も多いため、英語で案内したり説明することがあります。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約362万円 | コミュニケーション力が高く、明るく元気な人 | 有名テーマパークの正社員は非常に高い |
グランドスタッフ
グランドスタッフとは、空港で航空機利用者のチェックインや荷物の対応、出発案内などの接客業務を担当するスタッフです。
空港は多くの外国人が利用するため、英語での対応や案内をする必要があります。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約491万円 | 親しみやすく、チームワークを大切にする人 | 国内航空会社は20倍以上の難関 |
ホテルスタッフ
ホテルスタッフの中でも、フロント業務は、宿泊する外国人に対して受付や宿泊代の精算などを英語で行わなければならないため、特に高い英語力が求められます。
外資系ホテルの場合は、宿泊客も外国人が多くなるため、高い英語力が求められる傾向にあります。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約330万円(フロント業務) | コミュニケーション力があり、柔軟性行動力がある人 | 外資系や有名ホテルは高い傾向 |
ITエンジニア
ITエンジニアは、情報技術(IT)を専門的に扱う技術者の総称で、コンピューターを動かすためのシステムの設計・構築・運用などを行う職種です。
国内で働く場合は英語力はあまり必要とされませんが、国際的なプロジェクトに関わる仕事をする際には英語力がないと業務を円滑に進めることができません。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約557万円(プログラマー) | 好奇心があり、学ぶことが好きな人 | 大手は難関、その他は比較的就職しやすい |
TOEICスコア600点以上が必要な仕事
TOEICスコア600点以上は、通常会話は支障なく応答でき、少し複雑な場面でも対応できるレベルです。
このレベルの英会話力は、以下の仕事で必要とされます。
- キャビンアテンダント
- 航空管制官
- 貿易事務
キャビンアテンダント
キャビンアテンダント(CA)とは、旅客機内で乗客の安全と快適なフライトをサポートする仕事です。
国際線を担当する場合は、外国人の乗客も多いため、リスニング力・スピーキング力が必要です。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約534万円 | 臨機応変で気配りができる人 | 倍率20~50倍で非常に高い |
航空管制官
航空管制官はレーダーや無線電話などの通信機器を使って、航空機が安全に飛行できるように誘導する国家公務員専門職です。
パイロットとの交信は全て英語で行われるため、高い英語力が必要とされます。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約551万円 | 的確な判断力があり冷静な人 | 合格率は5%で非常に高い |
貿易事務
貿易事務は、海外企業との原材料や商品の取引に関連する書類手続きや進行管理などの事務業務を担う職種です。
輸出入の取引において、営業部門と連携しながら、様々な業務を行います。
海外とのやり取りを行うため、英語での書類作成やスタッフとの英語でのコミュニケーションが必要とされます。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約496万円 | 細かい作業が得意で、コミュニケーション力がある人 | 未経験者は難しい傾向 |
TOEICスコア700点以上が必要な仕事
TOEIC700点の人は、専門的なビジネス用語も英語でほぼ不自由なく話すことができるでしょう。
そのため以下のように、業務のほとんどが英語を使って行われる仕事にも就くことができます。
TOEIC700点以上の英会話レベルが必要とされる仕事について紹介します。
- パイロット
- バイヤー
- 外資系企業の社員
パイロット
パイロットは旅客機など、飛行機の操縦を行うのが仕事です。
操縦の訓練を海外で受けることになる上、航空管制官との交信など業務のほとんどを英語で行うので、高い英語力が必要とされます。
入社試験では英語での面接が行われるなど、英語力をチェックされます。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約1779万円 | 冷静な判断力と責任感があり、集中力がある人 | 自社養成の場合は倍率は約100倍で非常に高い |
バイヤー
バイヤーのメインの業務は商品や材料、原料などの買い付けで、仕入先や必要な業務も企業や業種によって異なります。
取り扱う商品によっては、海外へ出向いて商談・買い付けを行ったり、海外の担当者とのやりとりが発生したりと高い英語力を求められます。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約516万円 | 常に新しいことに興味を持ち情報のアンテナを立てておける人 | 未経験者は難しい |
外資系企業の社員
海外の企業が日本に進出し、その100%子会社や日本法人に所属している人が外資系企業の社員です。
同僚や上司が外国人であったり、本社とのやり取りもあるため、業務を遂行するためには日常的に高い英語力が必要とされます。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約800万円~ | 高い成長意欲や向上心があり積極的に業務に対応できる人 | 非常に高い |
TOEICスコア800点以上が必要な仕事
TOEICスコア800点は日常生活やビジネスの場面で、問題なくコミュニケーションをとれるレベルです。
そのため英語を使うハイレベルな仕事にも就くことができます。
- 中学・高校英語教師
- 海外特派員
- 英会話講師
中学・高校英語教師
中学校や高等学校で英語の授業を担当するのが仕事です。
英語だけで授業を行うこともあるため、高い英語力を必要とします。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約699万円(高校) | 教育に対する情熱があり忍耐力がある人 | 中程度(都道府県によって差がある) |
海外特派員
海外特派員とは、新聞社や放送局、通信社の国際部に所属し、海外の支局で現地のニュースを取材して日本に送る記者を指します。
海外に駐在し、現地で生活をしながら情報を集めるため、高い英語力だけでなくその他の言語力も必要とされる仕事です。
テレビ局の報道局や新聞記者として活躍した後、海外に派遣されるため、簡単になることはできない仕事と言えます。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約571万円(放送記者) | 好奇心があり、異文化や環境の変化に対応できる人 | 高い |
英会話講師
英会話教室で働いていたり、英会話教室を自身で主催している人で、仕事中は英語を話す必要があります。
様々なレベルの英語力に対応できる必要があり、より高い方が有利となります。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約414万円 | コミュニケーション力があり英語が好きな人 | 中程度 |
TOEICスコア900点以上が必要な仕事
TOEIC900点の英会話レベルは、ネイティブレベルで英会話ができ、高いレベルの英語力が必要とされる専門性の高い以下のような仕事をこなすことができるでしょう。
- 翻訳家
- 通訳者
翻訳家
翻訳家とは、外国語の文章を日本語に訳す職種で、文芸作品、ビジネス文書、映像作品など、様々な文章を扱います。
どの分野でも英語を完璧に理解し、正しく翻訳する高い英語力が必要です。
また、英語力だけでなく、扱う分野や業界、サービスなどに対する深い知識も求められます。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約571万円 | 探求心や好奇心があり、独り作業が苦にならない人 | 高い |
通訳者
異なる言語を使う人同士が意思疎通できるように、話し手の言葉を聞き手が求める言語に訳して伝えるのが通訳者の仕事です。
話し手の英語を聞き取ってすぐにわかりやすい日本語で伝えたり、その反対で日本語を英語にして伝えることも必要です。
交渉やインタビューなどでは交互にその作業を繰り返すため、素早い判断力と正しい英語と日本語の理解力が必要となります。
平均年収 | 向いている人 | 就職難易度 |
---|---|---|
約551万円 | コミュニケーション力があり外国の文化や習慣に詳しい | 非常に高い |
参考:厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」
こちらの記事にもTOEICスコアを活かせる仕事についてまとめていますので参考にしてください。
- 英語プログラムはセブ島での実績12年
- 最短2週間〜3ヶ月セブ島でIT留学
- 1ヶ月でプログラミングの基礎をマスター
- 内定獲得できなかった場合は全額返金
未経験から英語を使う仕事に就くための方法
英語を使う仕事への転職を成功させるにはどうしたらいいかな……?
英語を使う仕事に就くための方法について解説します。
1.英語力を向上させる
未経験でも、まず英語力が一定以上であることが必要です。
希望する職種や企業で必要とされる英語力を確実に調べ、仕事に必要なレベルに達することを目指しましょう。
まずはTOEICやIELTSなど、英語力を証明できる資格を取得することがおすすめです。
目安としてまずはTOEIC600点以上、ビジネス向けなら700点以上を目指すのが良いです。
また英語を使う仕事では実際のコミュニケーションが重要です。
オンライン英会話、映画やニュースの視聴を通じてリスニングやスピーキングを日常的に鍛えることも有効です。
2.英語以外のスキルを身に付け、実績を積む
英語を使う仕事に就くためには、英語だけが堪能であれば良いわけではありません。
そのため希望する職種で必要とされる英語以外のスキルを磨き、業務において様々な経験を積む必要があります。
業務上必要なスキルを習得しておくことで、転職してからスムーズに仕事を進められるようになるでしょう。
また、就きたい職種によっては、仕事で活かせる資格の取得が評価される場合もあります。
英語とは違うスキルも身に付けていることを具体的にアピールすることで、即戦力として評価され、採用されやすくなります。
3.転職エージェント・求人サイトで仕事を探す
英語を使った仕事に転職したい場合は、転職エージェントや求人サイトで仕事を探すとより効率的に見つけられるでしょう。
ここでは転職エージェントとは何かと利用するメリットについて解説します。
また求人サイトで仕事を探す方法についても解説しますので、参考にしてください。
転職エージェントに相談する
転職エージェントとは、採用を検討している企業と転職を考えている求職者を繋ぎ、転職を支援するサービスを提供しています。
転職エージェント会社に登録すると、求職者一人一人にキャリアアドバイザーをつける場合が多く、転職活動の相談相手として不安や疑問にアドバイスをしてくれるのが特徴です。
また、応募から内定に至るまでの採用企業とのやり取りを、転職エージェントが代行してくれるので安心です。
プロに相談することで、より自分に合った職場を探しやすくなり、スムーズに転職活動を進められるのがメリットといえるでしょう。
求人サイトで自分で仕事を探す
求人サイトで英語を使う仕事を探すこともできます。
求人サイトでは相談したりアドバイスをもらったりすることができず、自分の力で転職先を見つけ、内定を獲得しなければなりません。
しかし、時間のある時に自分のペースで転職活動を進めたい場合には良い方法といえるでしょう。
こちらの記事では、英語を活かせる求人を探せるおすすめの転職サイトを紹介していますので参考に読んでください。
4.採用選考の対策を十分に行う
応募条件としてどのレベルの英語力が必要なのかを確認し、そのレベルの証明となる資格を取得して客観的に証明できるように準備しておきましょう。
採用選考では、その資格やこれまでの英語を活かした経験などを具体的に伝え、アピールすることが大切です。
また企業や職種によっては英語での面接が行われる場合もあるため、確実に準備し面接練習なども繰り返しておくことで、より効果的なアピールができ、好印象につなげられます。
こちらの記事では、未経験で転職できる英語を使うおすすめの仕事について解説していますので参考に読んでください。
まとめ
英語を使う仕事は多くあるため、自分が就きたい仕事に求められる英語力を身に付けることが大切です。
また、英語以外の業務に活かせるスキルも磨き、アピールすることで即戦力として採用される可能性を高められるでしょう。
英語を使う仕事に就きたいと考えていても、英語力に自信がなく、転職活動が不安な人はぜひUZUZに相談してください。
UZUZでは、フィリピンを中心に現地での留学支援と転職までを一気通貫でサポートしています。
英語力を活かした海外転職もサポートしており、一人一人のスキルに合わせたオーダーメイドのサポートが可能です。
英語を使う仕事への転職を成功させたい方はぜひ、一度UZUZにご相談ください。
TAKASHI KAWAHARA
TOEICスコアと英語のレベルについて
英語を使う仕事において、多くの企業はTOEICスコアを英語力の目安としています。
TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルについて紹介します。
・220~:通常会話で最低限のコミュニケーションができる
・470~:日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる
・730~:どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
・860~:Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
英語を仕事で使う場合は、最低でも470以上のスコアが必要となることが分かります。