英語力を活かした転職を検討しているなら、転職サイトを活用することもおすすめです。
転職サイトを利用すると、様々な企業の求人情報を一覧で参照したり、気になるワードで求人案件を絞り込んだりすることで、仕事探しを効率的に進められるでしょう。
英語スキルを活かして働きたい方に向けて、外資系企業や国内グローバル企業の求人案件、海外就職案件などに特化した求人サイトを紹介します。
目次
Career Study
英語を活かせる求人に特化した転職サイト4選
まず、求人を一覧で見てみたいんだけど……。
英語を活かした求人にはどんな職種があるのか知りたい場合は、英語を活かせる求人に特化した転職サイトがおすすめです。
最新の求人情報が見られるほか、これまで英語を活かせる仕事に就きたい人たちをサポートしてきた実績があるため安心して相談できるでしょう。
ここでは4つの転職サイトを紹介します!
1.英語転職.com
英語転職.comは、英語力を活かせる求人に特化した転職サイトです。
グローバル人材の転職・採用支援に強みを持つ転職エージェントであるJAC Recruitmentによって運営されています。
そのため求人情報を確認した後は、そのままキャリアアドバイザーへのキャリア相談が可能なところも魅力です。
求人数も多く、グローバル企業からベンチャー企業まで、ミドルマネジメントクラスや業界スペシャリストポジションを中心に、シニア、エグゼクティブクラスまで幅広く掲載しています。
英語力を活かせる求人をたくさん見たいという方におすすめのサービスです。
2.CareerCross
株式会社キャリアクロスが運営するバイリンガル・グローバル企業専門の転職求人ウェブサイトです。
外資系企業への転職に強いのが特徴で、バイリンガル転職の求人情報を毎日更新しており、常時7,000件以上の求人情報を掲載しています。
グローバルな求人が多いため、高年収の転職先が多く、キャリアアップを考えている人におすすめです。
また幅広い業界・職種への転職に対応しているほか、特徴別に求人が特集されているため求人情報を探しやすい点もメリットの一つ。
求人を掲載している企業への直接応募に加え、キャリアクロスにはスカウト機能もあり、企業からオファーも受けられたり、外資系企業・グローバル企業に強みを持つヘッドハンターを通じて仕事を探すこともできます。
3.英語求人ナビ
英語求人ナビはおもに留学経験者向け就職サポートサービスを行っています。
これまで20代〜30代をメインとした1万人以上の留学生の転職サポートを行った実績があります。
日本帰国後の就職マッチングサービスとして、英語力を求める企業からの求人の紹介から内定までしっかりサポートしてくれるところが魅力です。
留学生活をうまく活かしたい人、または留学から帰国して就職したがうまく英語力や海外で得た経験を活かせていないという人におすすめです。
4.Daijob.com
Daijob.com(ダイジョブ)は、ヒューマングローバルタレント株式会社が運営する外資系企業・グローバル企業の求人紹介に特化した転職サイトです。
日本で最大級のバイリンガル・グローバル人材のための転職情報サイトで、取り扱い求人数は約10,000件以上となっています。
日本初のバイリンガル専門転職サイトとして1998年に設立され、世界27ヵ国、のべ3,270社以上の企業の求人紹介と、累計54万人以上の求職者の登録実績があります。
求人検索画面では、海外の国や地域を詳細に指定して検索できる点が魅力です。
また日本語・英語・中国語で、それぞれ5つまで履歴書を作成し、オンラインで管理できる機能も備えています。
スカウトサービスを利用して企業から直接オファーを受け取ることもできるため、自身のスキルや経験によりマッチした条件の転職先に巡り合える可能性があります。
英語を活かした転職を成功させるポイント
英語を活かした転職を成功させるポイントを以下3つ紹介していくので、早速実践してみてくださいね。
- 資格を取る
- 英語の実践力を養う
- 英語力以外のスキルを身につける
それでは、一つずつ紹介していきます。
1.資格を取る
まずは、英語を活かした仕事をするために必要な英語力を身につけましょう。
資格を取ることで客観的に自身の英語力を把握し、学習するモチベーションを高めることができるはずです。
また面接で英語力について質問された時に、資格や数値で英語力を示すことができれば、採用担当者にも伝わりやすくなります。
TOEIC
TOEICの取得は、転職活動を行う上で、自身の英語力を証明する手段として効果的です。
また求人によっては、応募条件にTOEICのスコアが明記されているケースもあります。
国際ビジネスコミュニケーション協会による調査では海外部門の社員に期待するレベルは570~810点となっているため、一般企業で500〜600点、一般企業の国際部門では750点、外資系なら700点以上を目指すと良いでしょう。
参考:国際ビジネスコミュニケーション協会「海外出張や赴任の基準」
英検(実用英語技能検定)
日本企業に就職する場合などは、英検(実用英語技能検定)の受検もおすすめです。
英語を活かす仕事に就きたい場合は、英検(実用英語技能検定)は最低でも2級を目標に取得しておくと良いでしょう。
TOEFL
TOEFLでは「読む・聞く・書く・話す」の4種類の試験を受験します。
TOEFLは英語で授業を受けるための能力を測る場合が多いため、ビジネス英語に特化したTOEICなどに比べると転職でのアピール度はやや劣ります。
しかし海外での知名度・信頼性は非常に高いので、海外企業や外資系企業に応募する場合はおすすめです。
国際連合公用語英語検定試験(国連英検)
国際連合公用語英語検定試験(国連英検)は、外務省が後援・国際連合の普及活動の一環として行われている英語の検定です。
試験では筆記やリスニング、英作文のほか、A級以上は二次試験で面接が行われます。
国連英検は英語を活かしたい人のなかでも、国際公務員(国連職員・ユネスコ職員等)を目指す人や、国際協力機構(JICA)など国際機関に就職を考えている人は、受検する必要があるので覚えておきましょう。
また国連英検は国連の理念である「国際協力」「国際理解」をコンセプトにしており、出題内容にも国際的な時事問題などが含まれることが特徴です。
そのため単に英語の能力を測るだけではなく、世界平和や地球環境、世界の政治経済などについての知識や意見も問われます。
TOEICや英検に知名度では劣るものの、国際問題への理解度が問われるため難易度が非常に高く、英語力とともに国際意識の高さをアピールできます。
実力を示すだけでなく、モチベーションの高さや志望動機の信憑性の高さも示せるため、おすすめの資格です。
2.英語の実践力を養う
英語を実際に使う経験を積み、実践力を養うことも重要です。
例えば英語を使ったインターンシップ、海外留学、海外旅行、ボランティアなど、経験を積めるチャンスはたくさんあります!
また身近に英語を話せる人がいれば、会話をする機会を作ったり、話を聞いたりしてみると良いかもしれませんよ。
実践的なスピーキングやリスニングのスキルを身につけておくと英語面接にも対応でき、即戦力として転職を成功できる可能性も高くなるでしょう。
3.英語力以外のスキルを身につける
英語力のみならず、業種や職種に合わせたスキルや知識を身につけることも必要です。
例えば、コミュニケーション能力、情報収集・分析力、プレゼン力、PCスキル、ITスキルなどが挙げられます。
英語力の高さを示すのは良いことですが「それしかない」と捉えられてしまうと、魅力が半減してしまいます。
英語が得意な人は世の中にたくさんいますが、就職活動はそれまで培ってきた英語力以外の力も含めて勝負することになります。
就職・転職活動に臨む際は自己分析を深く行って自分の長所を洗い出し、英語力以外の能力でアピールできる点を見つけることも必要です。
また外国人とコミュニケーションをとる際には「海外の文化や習慣の知識」も大事でしょう。
文化や習慣の知識を知っておくことで、相手の発言の意図や心理を正しく受け取れるようになるので、より円滑なコミュニケーションを取れるようになります。
英語だけでなくビジネスで役立つスキルや能力が幅広く身についていると、転職の際に評価してもらいやすくなるでしょう。
Career Study
英語を活かせる転職先6選紹介!
ここからは、英語を活かせる転職先について紹介します。
国内で働ける職種もあれば、海外勤務になる職種もあります。
自身の英語力や、目指す働き方に合った転職先を見つけていきましょう!
1.ホテルスタッフ
特に外国人観光客が多い土地のホテルや、外資系のホテルでは、ホテルスタッフも日常会話程度の英語力が求められます。
ホテルスタッフの中でも高い英会話力が求められるのが、フロント業務です。
外国人が宿泊する場合は、受付や宿泊代の精算などを英会話で行わなければなりません。
ホテルによっては、TOEICの点数を採用の指標としている場合もあるので、事前に応募条件に目を通しておくと良いでしょう。
2.貿易事務
貿易事務とは、海外との輸出入に関わる事務処理を行う仕事です。
国際物流・貿易の会社・商社では欠かせない仕事であり、貿易書類の作成、出荷・納入の管理、出荷・輸送・通関の手配が主な業務内容となります。
また貿易事務で取り扱っている書類の8〜9割は英語のため、とくに「読み」「書き」の英語力が必要です。
くわえて海外の相手先担当者とのコミュニケーションを取ることもあるため、ビジネスレベルの英会話力もあったほうが良いでしょう。
常に高い英語力が求められる傾向にあるため、入社後も定期的に語学力の維持や向上に向けた勉学を続けていくと良いです。
3.英会話講師
特別な資格は特に必要とされていませんが、自身の英会話スキルに加え、英会話を教えるための指導スキルも必要となります。
指導経験がない場合は、日本英会話協会が主催する「英会話講師養成講座」を受講し、「公認英会話講師」の資格を取得すると、英会話の指導スキルをアピールできます。
英会話スクールにはネイティブ講師が在籍していることも多く、現場での会話や会議は英語を用いる職場もあるでしょう。
4.翻訳
翻訳は主に、出版翻訳、実務翻訳、映像翻訳の3つの種類に分けられます。
出版翻訳は海外の書籍や雑誌、歌詞などの文芸作品を翻訳する仕事です。
実務翻訳はビジネス書や学術書、契約書やマニュアルなどを翻訳する仕事で、翻訳の仕事の中でも多くの割合を占めています。
映像翻訳は海外映画やドラマ、ドキュメンタリーなどを翻訳する仕事です。
それぞれの言語を直訳するだけでは真意が伝わらないことも多いので、業界やサービス・商品等の専門知識、世界各国の文化や歴史、宗教等の幅広い教養が必要になります。
5.外資系企業
外資系企業には、金融系・IT系・メーカー系・コンサルティング系など多様な業種があります。
日常的に外資系企業は本社とのやり取りを英語で行ったり、外国人の同僚・上司と英語でコミュニケーションを取ったりする必要があります。
また様々な国の上司や同僚とともに仕事を進めることになるため、ビジネスで使える英語力だけでなく、異文化を理解し受け入れる姿勢も大切です。
スキルや実務経験が重視される傾向にあり、英会話スキルだけで採用を勝ち取るのは困難です。
6.グローバル企業や商社
海外に拠点がある日本企業や商社では駐在員として海外で働くことができます。
たとえば東洋経済ONLINE「海外勤務者が多い会社トップ200ランキング」を見ると、1位トヨタ自動車、2位ソニー、3位デンソー、4位三菱商事、5位三井物産といった企業が並んでいます。
上位のような大企業で活躍するためには、高い英語力が必要となるでしょう。
基本的には能力やスキルがある人が駐在員として選ばれることが多く、現地では支店や工場のトップクラス、管理職、専門職などの地位で赴任することが多いです。
英語力、ビジネススキルを磨いておくと駐在員として赴任できるチャンスも広がるでしょう。
参考:東洋経済ONLINE「海外勤務者が多い会社トップ200ランキング」
TAKASHI KAWAHARA
外資系企業への転職を成功させるには?
最近、日本市場に進出する海外企業が増えています。
外資系企業が求める人材は以下の3つです。
・特定の分野で多くの経験や知見を持つ専門家
・自立性があり、主導権がとれる人
・自分の伝えたいことをしっかりと説明でき、同僚と信頼関係を築けるコミュニケーション能力にたけた人
これまでの職歴や成果、身につけてきた専門性がわかるように業務内容や強みとするスキルを明確に伝えることが大切です。英語での面接も多いため、事前に何度も練習しておきましょう。
まとめ
英語を活かした仕事に就きたい場合は、英語力を活かせる求人に特化した求人サイトや、外資系・グローバル企業に強い求人サイトを活用すると良いでしょう。
また留学経験がある人やバイリンガルの人への求人に特化したサイトもあるため、自分に合った求人サイトを選んで、登録することをおすすめします。
自分に合った求人がなかなか見つからない、転職エージェントに相談して英語を活かせる仕事を探したいという場合はぜひ私たちUZUZにご相談ください。
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TAKASHI KAWAHARA
転職エージェントとの併用がおすすめ
英語を活かした転職を希望しているなら、転職エージェントとの併用がおすすめです!
転職サイトだけを使う場合、どうしても英語を活かせる求人数が限られてしまいます。
1件でも多くの英語を活かせる求人に出会うためには、転職サイトには掲載されていない非公開求人なども紹介してくれる転職エージェントに登録することをおすすめします。
その際は、英文での履歴書や職務経歴書の作成方法や英語面接のシミュレーションなどのサポートがある転職エージェントを選ぶとより良いでしょう。