留学は人生における一大イベントです。
決断したものの、留学先で上手くやっていけるのか、不安になるのも無理はありません。
特に社会人留学の場合は、退職や休職を伴う決断なので、帰国後の仕事に対する不安もプラスされます。
この記事では、留学生活そのものに対する不安と、留学後の仕事・就職に対する不安、両方の解消方法を解説いたします。
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留学生活で抱えがちな不安とは?
一度不安を感じ始めたら、あれもこれも心配になるのかもしれませんね。
留学生活は楽しみな反面、初めての経験であれば大きな不安もつきまといます。
行ってしまえば「なんとかなる!」と思えればよいのですが、留学前や留学中は、以下に挙げることが不安の種になるようです。
英語(現地の言葉)で生活に慣れることができるのか?
まずは、言葉の心配が挙げられます。
「きちんと意思疎通ができるのか?」「自分の言葉が全く通用しなかったらどうしよう」など、不安になってしまうのです。
買い物や移動などの日常生活や、ホームステイ先のホストや学生寮の宿舎の人たちとは、英語のコミュニケーションが必要です。
もし全く英語が聞き取れなかったら、友達や知り合いができず孤独になってしまうのではないか。
こうした不安がつのり、勉強どころか生活そのものが無理かもしれないと、不安になってしまうのです。
このような不安は、完璧な英語を話さなくてはならないという思い込みからくるようです。
最初から完全な英語を話さなくても、伝えようとする強い意思があれば、相手のほうが配慮してくれることもあります。
授業についていけるか?
留学先の学校では、英語で授業を受けることになります。
英語が聞き取れず「授業についていけないかも」と不安になってしまうのです。
もしかしたら、授業の初日で言葉が全く聞き取れず、激しく落ち込んでしまうこともあるでしょう。
ですが、落ち込む必要はありません。
英語に耳が慣れていくには時間がかかるもので、諦めなければ自然とついていけるようになってきます。
留学先が語学学校の場合は、入学時のテストでレベル別にクラスが編成されるところもあります。
自分のレベルにあったクラスであれば、話すスピードなどに配慮してもらえるため、授業にもついていけるでしょう。
友達ができるのか?
海外で、ひとりぼっち、孤独になるのではないかという不安です。
せっかく海外で生活するのであれば友達を作ってエンジョイしたいものですが、言葉が満足に話せないために友達ができるのか心配になるのでしょう。
ただ、留学先には他の国から来た同じ境遇の留学生がたくさんいます。
相手も同じ不安を抱えているかもしれません。
自分と同じくらいの英語力である可能性もありますし、物おじせず気楽に話しかけてみれば、案外すぐに打ち解けられるものです。
ホームシックになるのではないか?
ホームシックになるのではと不安になる人もいます。
日本にいる家族や友人、恋人と離れて寂しくなってしまうのではと心配になるのです。
国内でも、就職などで地元を離れ一人暮らしを始めた時など、ホームシックになることがありますよね。
海外では言葉も通じにくいため、その傾向は強くなるでしょう。
ただ、これは成長の機会と捉えることもできます。
さらに家族や恋人、親しい友人が、これまで自分を支えてくれていたことに気がつく機会であり、感謝を深めるきっかけになります。
そして寂しさを解消するには、現地の生活を充実させることが一番です。
何かのコミュニティーに所属し、仲間を作れば「日本に帰りたくない」とさえ思うかもしれません。
お金が足りなくなるのではないか?
金銭面で不安を感じる人もいます。
海外で生活していて、金銭的に心細くなるのは避けたいものです。
しかし、渡航費や生活の基盤を整えるのには、かなりの金額を用意しなくてはなりません。
現地での生活費も意外とお金がかかります。
金銭的な不安を和らげるのは、節約を心がけるのはもちろん、渡航前に貯金をしておくなど十分に準備をすることです。
現地の治安は大丈夫か?
現地の治安に対する不安もあります。
「危ない目にあうのではないか?」「スリや盗難にあうのではないか?」と、現地でのトラブルを想定して不安になってしまうのです。
日本のように治安の良い国ばかりではないため、海外での留学生活は緊張感を伴うシーンも多いでしょう。
トラブルを回避するには、日本にいる時よりも防犯意識を高めることです。
夜の外出や危ないエリアを避けるなど、行動を変えることで安全を確保するしかありません。
どうしても不安な人は、少しでも治安の良い国を留学先に選ぶとよいでしょう。
ホストファミリーや学生寮で良い人間関係を築けるか?
ホームステイや学生寮が生活の拠点となることが多くなるため、生活を共にする人たちと、上手くやっていけるのかという不安を抱くこともあるでしょう。
ホストファミリーや学生寮の仲間と、良い人間関係が築ければ充実した留学生活を送れます。
しかし、そのような良好な関係ができなければ、留学生活がとても辛いものになってしまうでしょう。
ですが、心配しすぎる必要はありません。
良い人間関係を築くコツは、日本も外国も変わりませんから、基本的なマナーとコミュニケーションを大切にしていきましょう。
「日々の挨拶を欠かさない」「感謝はきちんと言葉で伝える」といったことを意識するだけで、良い人間関係は構築できるものです。
費用にみあった成果は得られるのか?
留学により自分が成長できるのか、何らかの成果を得られるのかという不安もあるでしょう。
留学には多額の費用がかかります。
多額の費用と少なくない時間をかけるのであれば、現地での生活と学業を充実させて、確かな成果を得たいと考えるものです。
もし、十分な成果が得られなければ、ただの留年と同じですし、社会人の場合は無駄なブランク期間を過ごすだけになってしまいます。
こればかりは、自身の心がけ次第です。
留学により明確な成果を得るには、留学前から目的をはっきりさせ、達成したい目標を明確に定めることが大切です。
遊びの誘惑に負けて、だらだらと時間を過ごしてしまわないためにも、しっかりした目標を設定しましょう。
留学生活の不安に負けない心構え
ここでは、留学生活の不安に負けないための心構えを解説していきます。
不安を感じるのは当然のことと割り切る
まずは、「不安を感じるのは当たり前だ」と割り切って考えることです。
知らない土地に1人で赴き、生活しながら勉強するのですから、全く不安を感じないほうがおかしいでしょう。
不安になっている自分を「弱い人間」などとは思わないことです。
多くの人は、最初は不安だったが思い切って飛び込むことで、国内では得られない経験をしているのではないでしょうか。
何に対しての不安なのか良く考えてみる
あれこれと心配しているうちに、留学そのものが不安になってしまうでしょう。
何に対して不安を感じているのか漠然としているのであれば、一度不安の原因を紐解いてみることがおすすめです。
自分の不安の種は何なのか、突き詰めて考えると原因はいくつかに絞られていきます。
言葉への不安であれば、日本にいるうちに集中的に勉強することで少しでも和らげることができます。
治安への不安であれば、少しでも安全な国を留学先に選ぶことで解消できるでしょう。
留学の目的を見失わないよう再確認する
どうしても不安な時は、自分が何のために留学するのか、もう一度よく考えてみることをおすすめします。
留学により何を得たいのか、目的を再確認することで自身が留学により達成したいことが目標として定まります。
そして、その目標を達成した姿を想像してみましょう。
なりたい自分になれている姿を思い描くことで、留学前にあれこれ考えることが少なくなっていきます。
意外と現地に行ってみれば「留学前に感じていた不安は取り越し苦労にすぎなかった」と思えるものかもしれませんよ。
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留学後の就職に対する不安とは?
でも、社会人が会社を辞めて留学する場合、また別の不安があるんじゃないの?
勤めている会社を辞めたり、休職して留学するのですから不安が生じるのは当たり前です。
社会人が退職して留学する場合、会社員という肩書や定期的な安定収入を手放すことになります。
休職して留学する場合も、元の仕事にスムーズに戻れるか心配になるでしょう。
これは、相当な不安材料になるのではないでしょうか。
留学後の就職に対する主な不安として考えられる以下3つの事項について、もう少し詳しく見ていきましょう。
キャリアにブランクが生じる不安
仕事を辞める・休職する、いずれにしても、留学することでキャリアにブランクが生じます。
職歴の空白期間は、転職活動に大きく影響します。
留学によって就職に有利になるような、明確なスキルが身につけられれば問題はありませんが、留学で十分な成果を出せなかったら…..大きくキャリアを落とすことにもつながりかねません。
お金と時間を使って、マイナスの成果しか出せないかもしれないという不安は大きいでしょう。
金銭的な不安
仕事を辞める・休むことにより、定期的に得ていた給料が入ってこなくなります。
留学費用はこれまでの貯金で賄えても、帰国後の生活や次の仕事が決まるまでの、金銭的な不安はぬぐえないでしょう。
帰国してすぐに次の仕事が見つからなかった場合、金銭的に不自由する可能性もあるかもしれません。
休職による留学の場合は、こうした心配は少ないかもしれませんが、留学による休職を認める会社は少ないのが現状です。
帰国後の仕事に対する不安
留学のために退職した場合、帰国後に仕事を探さなくてはいけません。
フリーターになったり、正社員であっても退職前の仕事から条件を大きく落としてしまったりすることも考えられます。
休職して留学した場合も、留学前のポジションにそのまま戻れるとは限らず、復職先の部署や仕事内容に納得できない可能性もあります。
留学に対して同僚の理解が得られていなければ、復職後に肩身の狭い思いをするかもしれません。
留学後の就職に関する不安を解消する方法
僕なら留学を躊躇してしまうかも。
留学後の就職に対する不安は、心構えや準備で十分に回避できますから。
留学後の就職に対する不安を解消するには、留学経験を強みとしてアピールできるようにすることです。
留学後の就活は短期決戦が基本。
帰国後の無職期間を、限りなく短くすることが成功への近道です。
明確な強みとなる経験やスキルがあれば、自信をもって就活に望めるため、結果も出やすくなるでしょう。
転職のアピールポイントにできる成果を確実に残す
留学経験をアピールポイントにしてキャリアアップするには、誰にでも分かりやすい成果を確実に残すことが必要です。
そのためには、留学により獲得したいスキルや、そのレベルを目標にしておきましょう。
例えば、留学により得た英語力を強みとしたいのであれば、帰国後に英語力の証となる資格をとることです。
その際は「最低でもTOEIC700点以上」など、明確な数値目標を設けることが理想です。
数値化できない成果をアピールポイントにする場合は、具体的なエピソードとして魅力的に語れるようにしておきましょう。
転職エージェントを活用する
留学後の就活はスピード勝負であることは前述しました。
帰国してから情報収集を始めるようでは、時間を大きくロスしてしまいます。
転職エージェントを活用すれば、時間をかけずに有効な情報が確実に得られるでしょう。
また、留学で得た強みをどのような角度でアピールすれば効果的か、就活のプロの視点で的確なアドバイスがもらえます。
TAKASHI KAWAHARA
留学経験を自己PRに使う際の注意点
留学経験により得た語学力やスキルは、アピールポイントとして使いたいものです。
しかし、単にそのスキルがあることだけをアピールしても、採用担当者には響きません。
採用担当者の本音は「スキルがあるのは分かったけど、そのスキルでどのように会社に貢献してくれるの?」ということです。
英語力や身につけたスキルを、どのようにその会社で活かして貢献できるのか、というアピールが必要です。
そのためには、しっかりとした情報収集と企業研究が欠かせません。
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まとめ
留学先での勉強や人間関係、治安や金銭面など、渡航前は様々な不安が頭をよぎるでしょう。
留学生活の不安は、事前に英語の勉強をしたり、現地の情報をしっかり集めたりすることである程度は和らげることができます。
それに意外と「現地に行ってみれば取り越し苦労だった」なんてことも多いようです。
また、社会人留学の場合や特に退職して留学をした場合は、帰国後の就職への不安はかなりのものではないでしょうか。
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TAKASHI KAWAHARA
不安を解消するためには正しい情報を得ることが大切
不安の根源は「よく分からない」という、情報不足であることが多いものです。
情報が不足している状態では、不安は膨らむばかりですから「現地の治安について調べる」「住む地域の周辺情報を調べる」など、今からどんどん情報収集を行って不安を解消していきましょう。
今はインターネットを駆使すれば、あらゆる情報を得られる時代です。
さらにSNSを利用すれば、現地の活きた情報が得られるでしょう。
ただ、どれが正しい情報か、しっかりと見極める目も必要です。