海外に行ける仕事16選｜仕事に就くための方法も解説！

本記事では、海外で働ける職種や、海外で仕事をするメリット・デメリット、海外に行ける仕事に就くために必要なスキルについても紹介します。

海外で仕事をしたいという人は、海外での就職を実現させるために、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

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「海外に行ける仕事」を実現できる企業の特徴

海外に行ける仕事を目指している人は、まず、ここで紹介する就職先に転職したり、海外に行ける可能性のある部署へ異動したりすることを検討しましょう。

1.海外拠点を持つ日系企業

海外に支店を持つ日系企業に就職した場合、駐在員として海外勤務のチャンスがあります。

ただし、最初から海外勤務になることは基本的にありません。

まずは、国内勤務で経験を積み、そこでの実力が認められた上で、海外駐在の希望を出し、そのチャンスを掴むことになります。

海外駐在員は、企業の中でも語学力があり実績のある若手〜中堅が選出されることが多いです。

最近では海外進出する企業も様々になっており、海外の工場などでの現地スタッフへの技術指導を担う、技術者の派遣も増えてきています。

2.外資系企業

外資系企業とは、日本に進出した海外の企業の100％子会社や日本法人のことを指します。

また海外の企業と日本企業の共同出資でできた企業や日系企業が外資系企業に買収された場合も外資系企業となる場合があります。

外資系企業は、本社が海外にあり、日本以外の国にも支社があることが多いため、外資系企業に就職すれば、本社や海外の支社に転勤できる可能性があります。

ただし、海外転勤がない外資系企業もあるため、企業のWebサイトなどで情報を調べておくことが必要です。

3.海外企業や日系企業への現地採用

語学力に自信がある場合は、海外の現地企業に直接エントリーして就職・転職する方法もあります。

留学生は留学先で現地企業に就職することを目指す人もおり、インターンシップなどを通して成果を上げ、採用につなげることもできます。

海外の現地企業に就職する場合は、日本語を話すことはほぼないため、ビジネスレベルの高い英語力が必要とされます。

また日系企業の海外法人に直接雇用される方法もあります。

日系法人の現地採用として働く場合、本社と現地事務所の調整役や、現地スタッフのまとめ役などを担当することがあります。

4.国際機関

国際連合や、その下部組織で働くという選択肢もあります。

しかし国際機関で働くためには、高い学歴や語学力が必要とされるため採用のためのハードルは非常に高いといえるでしょう。

また、国際的な活動を行っているNGO（非政府組織）やNPO（非営利組織）などで働く場合も海外で働くチャンスがあります。

ボランティアや非正規雇用で働くこともできますが、正規雇用として働く場合は、応募にあたり関連する分野への勤務経験も求められることがあります。

まずは希望する分野の経験を積み、条件を満たしたうえで国際機関での就職を目指すことになるでしょう。

5.公的機関

外交官として海外の大使館や領事館で働く方法もありますが、外交官採用試験に合格する必要があり、難易度は非常に高いです。

海外日本人学校や、補習校などの教員として文科省からの派遣や現地採用で働くこともできます。

海外日本人学校等に派遣されるためには、日本の学校で経験を積んだ後、文部科学省の選考を通過する必要があるため、こちらも狭き門といえるでしょう。

海外に行ける仕事・職種16選！

語学力やスキルが必要なものもあれば、ほぼ語学力を問われないものもあります。

また、それぞれの職種に向いている人の特徴も解説していますので、仕事選びに活かしてください。

1.営業

海外で仕事をする営業職は、一般的に、日本企業の商品やサービスを海外企業に向けて売り込むのが仕事です。

日本企業の海外拠点に駐在して仕事をすることが多いですが、企業によっては海外出張で仕事をこなすこともあります。

2.管理業務

管理業務とは主にメーカー業界の日本企業の現地法人に駐在して、商品の仕入れや工場の生産管理や製品の品質管理を行う仕事で、現場の指揮を執ることになります。

現地法人に駐在する場合もあるが、長期・短期の出張で対応する企業もあります。

3．パイロット

国際線旅客機のパイロットは海外に行く機会が多い仕事です。

管制官との無線での会話は英語で行われるため高い英語力が必要です。

自社養成パイロットとして採用されるには、主に4年制大学卒業見込み、または大学院修了見込みの学生が対象です。

卒業後3年以内であれば他社に就業していても応募できる航空会社もありますが、年齢制限もあるため転職の難易度は高くなっています。

4.客室乗務員（CA）

国際線旅客機を担当する客室乗務員も海外に行く機会が多い職種です。

外資系の航空会社に就職すれば、拠点が海外になり、海外で生活しながら世界中を飛び回る機会が増えます。

最近はLCC（格安航空会社）の国際路線増加に伴い、未経験者でも中途採用されるケースも出てきています。

5.ツアーコンダクター

ツアーコンダクターは海外の団体旅行に同行して案内役を務めたり、旅行客をサポートする仕事を行います。

出入国手続きの手助け、急病や盗難が発生した際の対応などを行うため英語力は必須です。

6.留学エージェント

留学エージェントの仕事は留学希望者に対し、留学の斡旋をしたり、必要な留学手続きを代行したりすることです。

業務を進めるために現地スタッフとのコミュニケーションを取ったり、学生の相談にのったり、留学に関する説明を行うため、高い語学力が必要になります。

海外に駐在して日本人学生の留学をサポートをすることもあります。

7.バイヤー

バイヤーは生産者から商品の買い付けを行う仕事です。

商社やメーカーに多い職種で、買い付ける商品は資材や原料、食品、雑貨など様々で、世界各国を飛び回って買い付けをします。

バイヤーは、どのようなものが売れるか等、トレンドを分析することも大切な仕事です。

8.ITエンジニア

ITエンジニアとして海外で働くには、現地の企業に就職する、もしくは日系企業に就職後、海外支社に出向する、日系企業の海外支社に現地採用で就職する方法があります。

プログラミング言語は世界共通なので、身に付けた知識はどの国でも活かすことができますが、海外で働くためには英会話力を付けておくことは大切です。

スキルや実績が求められる傾向があるため、実務経験を積んでおくことが必要です。

9.コールセンター業務

近年は、人件費を削減するためにコールセンターを海外に設置する日本企業が増えています。

移転先は時差の少ない中国やベトナム、タイなどが多くなっています。

基本的には日本人が対象のコールセンターになっているため、業務では外国語を話す必要はありません。

しかし、現地での生活に必要な日常会話レベルの英語力はあったほうが良いでしょう。

10.ホテルスタッフ

海外で日本人観光客がよく利用するホテルでは、日本人スタッフの需要があります。

ホテルの接客スタッフは利用客とやり取りする機会も多いので、語学力やコミュニケーション能力が身に付きます。

多くの日本人観光客が利用するホテルでは、観光客との円滑なコミュニケーションを図るために母国語での対応が求められることがあり、日本人スタッフの需要が高いです。

ホテルの接客スタッフとして働くことで、観光客とのやり取りの中で語学力やコミュニケーション能力の向上が目指せます。

また、異文化理解や柔軟な対応力も身につけることができ、将来的なキャリアにも役立つでしょう。

11.日本料理店員

日本食ブームで海外に寿司店など多くの日本料理店が増えているため、料理人や店員として働くことができます。

顧客として現地の人が多い場合は、業務に必要な語学力が必要とされます。

特に日本人が多い都市などでは、日本人が訪れることも多く、日本人の店員が必要とされることも多いです。

12.日本語教師

日本語を勉強したいという海外の人に日本語を教える仕事で、近年では中国やインドネシアなどで需要が高まっています。

日本語教室の場合は、特に資格がなくても採用されることがありますが、日本語教育能力検定試験などの資格保持者はより採用に有利になります。

13.保育士

海外で必要とされる保育士は、おもに日本人の駐在員が多い海外の都市で、日本人の子どものための保育施設で働くことになります。

海外の日本人学校に併設されていることもあります。

採用されるには保育士や幼稚園教諭の資格が必要です。

14.公務員

海外に行ける公務員の仕事としては、日本の大使館等で働く外交官や海外日本人学校の教員などがあります。

地方公務員でも配属先によっては自治体の海外事務所に勤務することがあります。

いずれも外交官採用試験や自治体の教員採用試験、職員採用試験を受けて採用される必要があります。

15.NPO・NGOのスタッフ

国際的な活動を行っているNPO（非営利組織）・NGO（非政府間組織）に就職することでも、海外で働ける可能性があります。

働く国によって経済状況も異なるため、収入は安定しないこともありますが、国際貢献に興味がある場合は選択肢の1つとすると良いでしょう。

16.通訳・翻訳

通訳・翻訳の仕事は国際会議や国際セミナーなどでの通訳や、ビジネスの場での通訳・翻訳、報道や取材における通訳など多岐に渡っています。

通訳・翻訳が必要な時に同行して仕事をすることもあれば、日系企業で現地採用され、通訳・翻訳を任されることもあります。

フリーランスとして海外に在住して仕事をすることも可能です。

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海外に行ける仕事のメリット

ここでは海外に行ける仕事のメリットについて解説します。

1.視野が広がる

海外には日本と異なる文化や風習があり、現地で生活することで新しい発見があるでしょう。

海外で働き、現地の人々やビジネス習慣に触れることで、異文化理解が深まり、グローバルな視点で物事を捉えられるようになります。

また海外での生活は、個人的な成長にも繋がります。

異なる国や都市での暮らしは、自立心を高め、新たなライフスタイルや趣味を発見することにもつながるでしょう。

このように日本にいると触れたり体験したりすることのできない異文化に触れることで視野が広がり、他の国の考え方や習慣をより深く理解できるようになります。

2.語学力を高められる

海外で生活して仕事をすることで、その国の言葉に触れ、使う機会を増やすことができます。

積極的に会話をしようと努力することで語学力が磨かれ、文化の違いに対応する柔軟なコミュニケーションスキルを身に付けることができるでしょう。

高い語学力を身に付けることで、今後のキャリアにもつなげることができます。

3.キャリアアップにつなげられる

海外で働き、日本とは異なる環境に身を置くことで、柔軟な対応力や問題解決能力が自然と養われ、自己成長につながります。

また新しい挑戦に対して強くなり、自信も深められるでしょう。

このことから国際的な経験を積んだ人は、国内外の企業での評価が高まり、キャリアの選択肢が増えます。

特にグローバル企業では、海外経験がある人材は重視される傾向にあるためキャリアアップの可能性が高まることが期待できます。

海外に行ける仕事を選ぶ際の注意点

海外でキャリアを積みたいと考えている人は、駐在員を目指す人が多いでしょう。

確かに日本の大企業は世界中に拠点を持っているため、駐在の機会は多様です。

しかし、駐在員の場合は必ずしも行きたい国に行けるとは限らない点に注意が必要です。

場合によっては、治安が悪かったり、インフラがあまり整っていなかったりする国に赴任することもあるかもしれません。

行きたい国が明確に有る場合や、特定の語学力を活かしたい場合は、自分が希望する国へ行くことが可能な企業・部署なのかを事前に確認しておくことが大切です。

もし希望の国で働きたい場合、現地採用を考慮するのも一つの方法です。

現地の企業や、希望の国にある日系企業の現地法人に直接応募することができるため、自分の希望する国や都市を選んで就職活動を行うことができます。

駐在員と現地採用には、それぞれメリットとデメリットがあります。

両者の違いをよく理解し、自分のキャリア目標や生活の希望に合った選択をすることが大切です。

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海外に行ける仕事に就く方法

海外に行ける仕事を目指している人はこれを読んで準備を整えておきましょう。

1.語学力とコミュニケーション力を身に付ける

海外で仕事をこなしていくためには語学力が必ず必要になってきます。

仕事によって必要とされる語学力のレベルに差はありますが、語学力があったほうがやはり有利になることは間違いありません。

そのため、まずは英会話力を身に付けておくと良いでしょう。

もし特定の国で働きたい場合、その国の現地語（例えば中国語、スペイン語、フランス語など）を学んでおくと、仕事探しに有利になります。

また、海外では日本以上に自分の意見を主張したり、意見を交換し合ったりするコミュニケーション能力が必要とされます。

今の仕事や生活の中でもコミュニケーションスキルを磨くように意識すると良いでしょう。

もし海外で働きたいけど英語に自信がないという方は、UZUZにぜひご相談ください。

UZUZではフィリピンのセブ島の語学学校と提携し、海外就職希望者の英語力向上と海外就職・転職のサポートをしています。

気になる人はぜひ一度、お気軽にお問い合わせください！

2.専門知識やスキルを磨き経験を積む

海外に行ける仕事がある就職先にいる場合でも、まずは日本で実績を積んでからという場合もあるため、経験を積んでスキルを身につけることが大切です。

また、専門知識があれば、海外の企業への転職も検討できるので、需要のある専門的なスキル（IT、エンジニアリング、医療、教育、マーケティングなど）を習得しましょう。

海外出張やプロジェクトに積極的に参加し、国際的なビジネス慣行に慣れておくことも大切です。

3.柔軟性を身に付ける

海外で働く際には、現地の文化、慣習、価値観に違いがあることが常です。

例えば、時間の感覚、ビジネスマナー、コミュニケーションスタイルなどが自国とは異なる場合があります。

また、海外では予測できない状況や変化が頻繁に起こります。

突然の法律の変更、気候や交通事情、言語の壁など、様々な要因で仕事や生活に影響が出ることがあるでしょう。

このような日本との違いやイレギュラーな状況に対して動じず、柔軟に受け止める気持ちを持つことが重要です。

4.海外転職に強い転職エージェントを利用する

海外に行ける仕事を探す時に、海外転職に強いエージェントを利用することもとても有効です。

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海外での就職や転職に興味があるが、何をしたら良いのか分からず悩んでいる方はぜひ、一度UZUZにご相談ください。

まとめ

海外に行ける仕事は様々であるため、自分に合った仕事を見つけ、海外で活躍するための準備を進めることが大切です。

ただ漠然と海外に行きたいというのではなく、どんな国でどんな仕事をしたいのか具体的に考えることが大切です。

もし、海外に行ける仕事探しが上手く行かず悩んでいる方や、どんな仕事があるのか分からず困っている方はぜひ私たちUZUZにご相談ください。

UZUZではプロのキャリアカウンセラーが1対1で丁寧にカウンセリングを行い、希望に沿った求人探しのお手伝いをします。

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