どんな仕事か、教えて！
海外で働きたいと思っても、自分の英語力に不安があって踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、海外で働く際に英語が話せなくても日本語が話せるだけでできる仕事について紹介していきます。
目次
- 英語プログラムはセブ島での実績12年
- 最短２週間〜３ヶ月セブ島でIT留学
- １ヶ月でプログラミングの基礎をマスター
- 内定獲得できなかった場合は全額返金
英語が話せなくても海外で働ける
結論として、英語が話せなくても海外で働くことは可能です。
意外に感じるかもしれませんが、いくつかの理由から日本語が話せるだけでも海外で働くことができます。
まずはここで、なぜ英語が話せなくても海外で働くことができるのか、知っておきましょう。
日本語だけで働ける仕事はある
まず前提として、日本語だけで働ける仕事が海外に存在しているということを知っておきましょう。
日本よりも人件費を含めた物価が安い国で、製造費や生産コストを抑えてものづくりを行っている日本企業がいくつもあります。
このように、コスト削減などの目的で海外拠点に製造などを移管することは「オフショア」と呼ばれ、多くの企業が行っています。
そういった海外支社や海外拠点では、日本国内の本社社員や駐在している日本人監督者とコミュニケーションをとる必要があるため、日本語だけで働ける環境があるのです。
日系企業が多く進出しているアジア諸国でこういった海外拠点がよく見られます。
挨拶程度の最低限の英語だけで働ける仕事もある
海外でも日本語だけでできる仕事があるとはいえ、少しはコミュニケーションがとれたほうがいいのも間違いないことです。
日本語しか話せず英語が話せないという方でも、中学英語レベルの簡単な挨拶程度であれば、話したり聞き取ったりできるのではないでしょうか。
例えば日本で働いている外国人の方たちは、全員が日本語を流暢に話せるわけではないですが、一方でまったく日本語で会話できないというわけでもないですよね。
日本語しか話せない人が海外で働く場合も同じです。
片言のカタカナ英語で「サンキュー」と言えるだけでも、伝えるのと伝えないのとでは大きな違いがあります。
このように、挨拶や感謝を伝える程度の英語力があれば、コミュニケーションとして十分なこともあるのです。
英語を話せないが海外で働きたい人におすすめの仕事
ここからは、英語を話せない人が海外で働く際におすすめの仕事を紹介していきます。
自分にはどんな仕事が合っているか、どんな仕事ができそうか、考えながら確認してみてくださいね。
日本人向けコールセンター
海外で日本語だけで働きたい場合、日本人向けのコールセンターもおすすめです。
コールセンターはオフショアとして海外拠点に移管されていることが多く、勤務地が海外であることがよくあります。
日本人向けのコールセンターなので、当然メンバーたちはみんな日本語で会話できますし、仕事内容は日本人からの問い合わせに日本語で応対することです。
コールセンターは、電話回線も応答ノウハウも一か所に集中させたほうが効率が良いため、一つの拠点にメンバーを集めたほうが効果的に運営できます。
そのメンバーたちが集まる拠点は、なにも日本国内でなければならないという決まりはありません。
そのため、土地代を含めた様々な事業費用が安い新興国に日本人向けコールセンターを海外拠点に設置しているという企業は数多く存在しているのです。
日本人向け施設の従業員
これまで紹介してきた日本語で働ける職場がある国では多くの場合、日本人街や日本人向けのサービスを提供している施設があります。
そういった日本人向け施設の従業員もおすすめです。
例えば、日本食レストランのスタッフや日本人向けホテルの清掃係などが当てはまります。
そういった施設では日本人の従業員か日本語が話せる現地スタッフが多く、お客さんも日本人がメインのため日本語だけで仕事ができるのです。
基本的な接客スキルやリテラシーがあれば働き始めることができ、飲食店などの経験があれば重宝されるでしょう。
日本人向け観光ガイド
日本人向けの観光ガイドも、日本語を使って働くことができる仕事です。
日本の観光企業がツアー先の海外拠点で日本人のガイドを雇っていることがあります。
基本的に採用されるのは現地ではなく日本であり、所属も日本企業となり、給与も日本の相場によって払われますが、働く場所が海外であるという形式です。
日系企業に勤めてツアーに参加する日本人をガイドする仕事のため、英語を話せなくても問題ありません。
現地でもメジャーな観光地であれば、ほとんど日本語や簡単な英語で会話できるでしょう。
ただし、「現地の隠れた名店を紹介してほしい」といったケースでは、日本語が話せない現地の人とコミュニケーションをとる必要が生じる可能性があります。
臨機応変に自由な経路を楽しむタイプのツアーではなく、決められたメジャーなルートを通るガイドから始めるのが良いでしょう。
ITエンジニア
IT関連の仕事はリモートワークができることが多く、日本国内においても地方拠点を設けていたり、出社せずに完全リモートでの作業を行っている企業もあります。
特にITエンジニアの仕事は、働く場所や時間が関係ない仕事の筆頭といえるのではないでしょうか。
そのため日本のIT製品でも開発は海外で行っているということも多く、オフショアの場所として東南アジアの国がよく選ばれています。
そこには日本企業の開発チームがあり、現地の人も日本人も、日本語で会話しながら現地で働いているのです。
そういった場所であれば、日本語だけで会話しながらITエンジニアとして働くことができます。
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英語を話せない人が海外で働く仕事を見つける方法
結論、海外転職に強いエージェントに相談するのがおすすめです。
エージェントサービスとは、キャリアの相談ができ、求人紹介や選考対策もできるサービスのこと。
自分の事情に合わせて海外の就職事情も教えてもらえますし、相性がいい求人も紹介してもらえます。
それらすべてが日本語で、かつ無料で受けられるので、英語が話せないが海外で働きたいという人には特におすすめなのです。
英語を話せない人が海外で働く際に知っておきたい注意点
ここからは、英語を話せない人が海外で働く際に覚えておいたほうがいい注意点をお伝えします。
英語力があったほうが重宝されやすいのは事実
これまで、英語が話せなくても海外で働けることをお伝えしてきました。
加えて、最低限の英語力や現地の言葉が使えるだけでも十分であるともお伝えしました。
しかし、そういった日本語だけで働ける職場であっても、英語を話せたほうがコミュニケーションがスムーズにでき、重宝されるというのは事実です。
職場内でのコミュニケーションが円滑にできる人のほうが信頼されやすいというのは、日本の職場でも同じですよね。
また、英語力が拙いなりに「努力してコミュニケーションしようとしてくれている」という姿勢を見せるだけでも、うれしく感じる人が多いものです。
「日本語だけで働ける職場だし、英語なんて勉強しない」と頑なにならず、少しでも会話する姿勢を見せるだけで関係性が良好になることも多いことは覚えておきましょう。
日本語だけのコミュニティーだと閉塞感がある可能性も
日本語だけで働ける職場がある国には、日本人街や日本人コミュニティがあるものです。
海外でも日本語で生活できるのが便利なのは間違いありませんが、一方で日本語だけを使うコミュニティーにばかりいると、閉塞感を覚えることもありえます。
細かい生活環境は確実に日本とは違っているのにも関わらず、日本にいるときと同じように生活できることに違和感を覚えてしまうのです。
「何のために海外で働くのか、目的を明確にしたほうがいい」とは、以前の項でお伝えしました。
せっかく海外に来たのだから、日本ではできない体験をしなければ意味がない、とまでは言いません。
もちろん、目的を考えた結果「観光できれば良い」「賃金のために働いているから交流はしたくない」というのであれば、問題ない場合もあります。
ですが、本当に日本語だけを使って日本と同じように生活するのが自分の目的にとって良いことなのかは、考えておいたほうがいいでしょう。
TAKASHI KAWAHARA
英語ではなく現地の言葉を活用してみるのもおすすめ
世界各国から人材が集まる企業では、日本国内の企業であっても英語を使ってコミュニケーションが行われることもあるほど、英語はビジネスシーンにおける共通語です。
英語力を鍛えるのはもちろん重要なことですが、海外で生活するならぜひ現地の言葉にも少し触れてみてください。
日本語で挨拶をされると嬉しく感じるように、現地の人は自分たちの言葉で会話できると、たとえ拙くても非常によろこんでくれます。
そういった歩み寄りから円滑なコミュニケーションが始まることもあるので、海外で生活する際には現地の言葉を勉強してみるのは特におすすめです。
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まとめ
海外で働くとき、英語が話せないとしても日本語だけで働ける職場はいくらでも存在しています。
ただし、海外で働く目的と照らし合わせて、どの程度日本語を使って仕事をすればいいのか、英語や現地の言葉はどの程度学ぶべきなのかは考えておきましょう。
英語が話せない人が海外で働きたいとき、特に難しいのが「日本語で海外の就職先を探すこと」です。
そんなときは、記事中でも紹介した海外転職支援に強いエージェントに相談してみましょう。
自分に合った求人を紹介してくれるだけでなく、海外で生活する上でどんな注意点があるのか、海外での仕事を自分のキャリアにどう活かせばいいのかなどの相談もできます。
なおUZUZでは、海外求人の紹介から英語力アップのためにビジネス英語を学べるコースまでご用意しています。
海外で働くことに少しでも興味があるなら、ぜひ一度ご連絡ください。
TAKASHI KAWAHARA
日本語で働ける職場の近くには日本語コミュニティがあることが多い
英語が話せない状態で海外に行く際、職場では日本語が通じても、日常生活ではそうはいかないのではないかという不安を感じる方もいるでしょう。
しかし、そのような心配が必要ないケースもあります。
海外でも日本語で働ける職場がある国では、多くの場合、日本人街があったり日本人のコミュニティが存在したりしています。
それらの地域やコミュニティに密着して生活していれば、基本的に仕事だけでなく日常生活も日本語だけで生活できてしまうのです。