多すぎて、何が必要か分からなくなっちゃう……。
そんな人のために、この記事では留学に必要な持ち物、あると便利な持ち物、持ち込みに注意が必要な物などをまとめて紹介します。
出発前に当記事をリスト代わりにして持ち物チェックをしてみてくださいね。
目次
Career Study
留学時の持ち物1:飛行機に乗る際「手荷物に入れる物」
これがないと渡航できない大事なものもあるので、まずは絶対に忘れてはいけない持ち物から紹介します。
以下のものは、常に手荷物に入れて持っておくようにしましょう。
- パスポート
- ビザ(査証)
- 航空券(eチケット)
- 海外留学保険・保険証書
- クレジットカード
- スマートフォン(海外SIM)
- 入学関係書類
- 現金
- その他
パスポート
パスポートは、現地到着まで頻繁に使うため、すぐに取り出しができる場所に入れて持っていきましょう。
渡航前に有効期限がまだ残っているかを確認し、念のため顔写真があるページのコピーを取っておくと安心です。
ビザ(査証)
ビザは渡航先の要件に従って取得する必要があります。
審査に時間がかかる場合や銀行口座の残高証明書の提出を求められることもあるため、ビザの申請は余裕をもって行いましょう。
航空券(eチケット)
eチケットは、データでも問題はありません。
念のため、予備としてプリントアウトしておくと安心です。
海外留学保険・保険証書
海外留学保険・保険証書の原本は必ず持って行き、手荷物に入れておきましょう。
また事前にコピーを取って、日本の家族にも預けておくと安心です。
くわえて保険証書を紛失してしまったときに困らないように、原本と合わせてコピーも持っておくとより安心できるでしょう。
クレジットカード
海外はキャッシュレス化が日本よりも進んでいるため、持っていない場合は、渡航前に準備しましょう。
どの国でも使える場合が多い、VISAやマスターカードがおすすめです。
未成年の場合は国際キャッシュカードを作成しておくと、渡航先で便利です。
スマートフォン(海外SIM)
海外で使用できるかを事前に確認し、現地で使えるSIMを購入しておきましょう。
日本であらかじめ購入しておくと現地についてからすぐに使用できるのでおすすめです。
充電器などの付属品も忘れずに持っていきましょう。
入学関係書類
語学学校の入学時に提示しなければならない入学許可書や学費の支払い証明書などの書類も忘れずに持っていきましょう。
特に学生ビザで入国する場合、本当に語学学校に入学するかを確認するために、入国審査で提示を求められることもあるため、飛行機に乗る前に手荷物に入れておくと安心ですよ。
現金
現金で買い物する場合もあるかもしれないので、現地の通貨を準備しておきましょう。
現地に着いてからキャッシュカードで引き出したり、日本円から両替したりすることもできますが、すぐに使えるようにある程度は日本出国前に両替しておくと安心です。
日本では銀行や空港内で両替が可能ですので、出発当日でも準備可能です。
その他
眼鏡やコンタクトなど、機内で使用するものは手荷物に入れておくようにしましょう!
留学時の持ち物2:飛行機に乗る際「預け荷物に入れる物」
以下にリストアップするので、参考にしながら準備を進めてみてくださいね。
- 衣類
- タオル
- アメニティー
- コンセント変換プラグ
- 電子辞書
- 常備薬
- 化粧品
- 学校用バッグ
- 雨具
- フォーマルの服装(必要な場合のみ)
- お土産(必要な場合のみ)
より詳しく見ていきましょう!
衣類
渡航する国の気候や時期に合わせて必要な洋服や靴、下着など、普段使い慣れた物を持っていくようにしましょう。
服は動きやすく、洗濯機で洗濯できるようなものを選ぶと良いです。
スニーカーなど歩きやすい靴が1足はあると重宝します。
タオル
タオルはかさばりやすいため、バスタオル2枚、フェイスタオル3枚程度の最低限必要な枚数を準備しましょう。
ホームステイの場合は原則ホストファミリーの物を使用するため、持っていかなくても問題ない場合が多いですよ。
アメニティーグッズ
歯ブラシやシャンプー・リンス・ボディソープなど洗面用具など、日常を快適に過ごせる必需品は一式そろえて持っておくと便利です。
現地で購入もできますが、現地到着後すぐ使えるように準備しておくと良いでしょう。
コンセントの変換プラグ
コンセントプラグの形や電圧は国によって異なります。
コンセントの変換プラグを持っていかないと、電源をつなげることができずスマホの充電やパソコンの使用ができません。
渡航先のプラグタイプを確認し、対応可能なタイプのプラグを持ち物にいれていきましょう。
ちなみに「変圧器」は持っていかなくても大丈夫です。
最近は海外で利用することを想定し、他国の電圧にも対応できるようになっている日本の家電製品がほとんどであるため、事前に確認しておくと安心ではありますが、基本的には持って行く必要はありません。
電子辞書
留学先で英単語を調べたいときなど、スマートフォンでしらべることもできますが、電子辞書があれば、オフラインで使用できるため便利です。
充電ができなくても電池で使用が可能です。
常備薬
いつも飲んでいる薬や、虫刺され、かゆみ止め、風邪薬、頭痛薬など普段使っているものを持っていくと安心です。
入国審査で聞かれた時のために、薬の英語名を調べておくことも必要です。
さらに薬によってはドラッグ扱いされ、持ち込みが禁止されている薬もあるため、渡航前に調べておくようにしましょう。
化粧品
海外の商品は、自分の肌に合わないこともあるため、現地での購入は注意が必要です。
特に敏感肌の人は、いつも使っているものを持っていくと肌のトラブルを避けられます。
学校用バッグ
語学学校に通うときに教材やパソコン、筆記用具を入れるためのリュックなどが必要です。
防犯対策としてチャックや留め具でしっかりと閉められるタイプのものを選ぶようにしましょう。
雨具
折りたたみ傘や簡易なレインコートを入れておくと便利です。
長傘が必要になる際には、現地調達で問題ありません。
フォーマルな服(必要な場合のみ)
語学学校でパーティーがあったり、高級なレストランに行ったり、劇場での観劇・音楽鑑賞などに行く場合、フォーマルな服が必要になります。
海外では場所や催し物によってドレスコードが厳しいことがあるため、必要に応じて靴も併せて持っていくと良いでしょう。
お土産(必要な場合のみ)
ホームステイの場合は、ホストファミリーにお土産を準備すると良いでしょう。
また、寮やシェアハウスの場合も同室で一緒に暮らす人にちょっとしたお土産があると喜ばれます。
高価なものは必要ないので、日本らしい物が描かれた絵はがきや和柄の小物など、お土産で話が盛り上がるようなものがおすすめです。
Career Study
まだある!留学中にあると便利な持ち物リスト
ここからは、必須の持ち物ではありませんが留学経験者が「これがあったら便利だった!」というアイテムを紹介していきます。
- 国際免許証
- エコバッグ
- 洗濯ネット
- 爪切り
- 日焼け止め
持ち物に余裕がある方は、合わせてチェックしてみてくださいね。
国際免許証
留学中に車を運転する可能性がある場合は持っていくと良いでしょう!
身分証明書にもなりますので、持っていく場合は常に携帯しておくと良いです。
国際免許証の申請は各都道府県の免許センターで受け付けていますよ。
エコバッグ
日本と同様レジ袋は有料であるため、環境のためにも、無駄な出費を減らすためにも、小さくたためるエコバッグを1つ持っておくことをおすすめします。
洗濯ネット
海外の洗濯機は日本の洗濯機に比べて衣類に優しくないことが多く、そのまま洗濯してしまうと、ダメージを受けてしまうこともあります。
少しでもダメージを軽減させたい場合は、洗濯ネットを持っていくと良いでしょう。
爪切り
海外の爪きりは日本のものと違い、使いにくい場合があります。
また留学の期間にもよりますが、数回使うために現地で購入するのはもったいないですよね。
持参する際には、爪切りはハサミやナイフと同じ扱いになるため、手荷物に入れておくようにしましょう。
日焼け止め
季節にもよりますが渡航先によっては、日本より紫外線が強い国もあるため日焼け止めを持っていくことをおすすめします。
現地で購入もできますが、敏感肌の人はとくに肌に合わないこともあるので、いつも使っているものを持っていく方が安心できます。
日本食
留学期間が短い場合は、日本食を食べたくなることはあまりないかもしれません。
しかし留学期間が長くなると、どうしても味噌汁や梅干しなど日本の味が恋しくなってしまうこともあります。
そんな時、日本の味があるとほっとして落ち着けることもあるでしょう。
フリーズドライの味噌汁や醤油などの調味料があると便利ですが、渡航先の国に持ち込める食材かあらかじめ確認しておく必要があります。
TAKASHI KAWAHARA
留学の持ち物としておすすめできない物もある!
海外では日本人はお金を持っていると思われがちで、犯罪に巻き込まれることもあります。
特に高価なアクセサリーをつけていたり、高級ブランドの服やバッグなどを身につけていたりすると「スリ」のターゲットにされてしまいます。
あまりにも華美な服装や目立つ装飾品などはできるだけ持って行かないほうが自分の身を守るためにも大切でしょう。
海外留学の持ち物をまとめる時に注意すべき3つのこと
最後に海外留学の持ち物をまとめる時に注意すべきことをまとめます。
これで、準備は万全になるはずですよ!
1.持ち込みに制限があるものに注意する
海外に物を持ち込む際、税関では持ち込んで良いものとダメなもの、持ち込み量が制限されているもの、申請が必要なものなどが細かく決められています。
理由は渡航先の国の安全や保健、環境への配慮と公正な貿易を促進するためです。
お酒やタバコ(電子タバコ)、食べ物、植物、危険物(ライターやボンベ等)は国や空港などによって持ち込みが禁止されているものがあります。
渡航先の情報について、前もって航空会社や各国大使館のサイトで確認しておきましょう。
2.手荷物にすべきものを預け荷物に入れないように注意する
渡航の際に見せなければならない書類などを、間違ってスーツケースに入れて預けてしまうとトラブルになってしまうため、よく確認するようにしましょう。
逆に爪切りなど手荷物にしてはいけないものを手荷物にした場合は、セキュリティーチェックで没収となるため注意が必要です。
3.荷物はできるだけ少なめにする
荷物が多すぎると投稿先の空港についてからの移動も大変になりますので、必要最低限のものを準備するようにしましょう。
スーツケースいっぱいに物を詰め込まず、少し空きを作っておくと、帰りにお土産を入れるスペースを確保できます。
Career Study
まとめ
留学する時には持っていくものがたくさんあるため、準備が大変です。
「現地に行って買えなかったら困るな」「ないと不安だな」と心配してつい必要以上に多くのものを持っていってしまうこともあるでしょう。
また、持って行った方がいいものが分からず、「あれもこれも現地で調達しなければならなかった」となると費用もかかって大変です。
ぜひ、この記事で紹介したリストを使って、手荷物用と預ける荷物用に分けて必要な持ち物を準備して、安心で充実した留学期間を過ごしてくださいね。
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TAKASHI KAWAHARA
機内持ち込みできる荷物と預けられる荷物のきまりをチェックしておこう!
海外留学する場合、期間にもよりますがたくさんの持ち物が必要になるでしょう。
「必要なものを全部持っていきたい」と思うかもしれませんが、渡航する際に飛行機で運べる荷物の量にはきまりがあります。
飛行機で運べる荷物は、機内持ち込み荷物と預ける荷物に分けることができ、航空会社ごとに個数や重さ、荷物の大きさなどに規定を設けています。
飛行機の搭乗クラスによっても持ち込める荷物の量が変わるので、事前に航空会社のサイトで詳細を調べておきましょう。
荷物の重さが超過した場合などは、その分の超過料金を支払わなくてはならないため注意が必要です。