何かおすすめの求人、ないの?
しかし、もしかしたら英語スキルがあればできるかもしれませんよ!
この記事では、英語を使って働けるリモートワークの仕事について解説していきます。
また、どのような求人の傾向があるのかも解説するので、気になる方は確認してみてください。
目次
Career Study
英語を仕事に使う場面には4つのパターンがある
英語を仕事に使うといっても、いくつかのパターンがあるんです。
まずはそれらのパターンを知っておきましょう。
そうすることで、なぜ英語を使う仕事とリモートワークが結びつくのか理解しやすくなります。
業務の中でたまに英語を使う
販売員などの接客業やサービスカウンターでの案内係などで、英語を使う場合があります。
特に外国人利用者の割合が多い場合、英語によるコミュニケーションを行ったほうが意思疎通しやすい、というようなケースです。
そういったケースでは、英語を使える人材は貴重であるため重宝されます。
現場で接客する場合はリモートワークは難しいでしょう。
ですが、コールセンターなどの完全リモートワークができる働き方もあります。
英語圏の方に向けて、電話で案内などを伝える仕事があるためです。
その場合、やはり「英語を使える人材は貴重」であるという点から、一般的なコールセンターの仕事に比べて、就職面や収入面で少し有利になるでしょう。
海外とのやりとりの中で英語を使う
「商品の輸出入を行う業態である」「輸入品のバイヤーである」というように、仕事上で海外とのやりとりがあるため、英語を使うケースもあります。
海外とのやりとりでは、英語で会話したほうが伝わりやすくスムーズであるため、必然的に英語でコミュニケーションを行う機会が増えます。
また、総務や人事、経理などの事務職であっても、海外とのやりとりが発生する場合は英語が使えると有用です。
買い付けや営業は、かつては「会って、直接会話すること」が重視されていた時代がありました。
近年では、感染症予防や海外への渡航費が高騰している観点から、リモートでのやりとりも増えています。
特に、英語を使う総務経理や人事では、営業やバイヤーよりも比較的リモートワークができる傾向が高くなっています。
外資系企業なので日常的に英語を使う
外資系コンサルティングファームや外資銀行をはじめとして、本社が外国籍である日本法人などでは日常的に英語を使うことが多くなっています。
いわば「英語を使えることが当たり前」の職場です。
会社によっては、英語圏の企業で働いているのと同じ程度に日常会話で英語を使うこともあります。
外国に本社がある場合、会議には本社からのメンバーもリモートで出席することがあります。
そのため、比較的リモートワークに寛容な文化があることもあるのです。
そういった会社は成果主義であることが多く「出社していようといまいと、成果さえ出していれば良い」という社風であることもあります。
そういった社風であれば、リモートワークを行うことも可能です。
英語のプロフェッショナルとして英語を使う
英語圏のネイティブスピーカーと同等、もしくはさらに深い英語の知識を使う仕事もあります。
例えば、英語通訳や英和翻訳・和英翻訳などです。
これらは、細かいニュアンスなども伝えなければならないため、英語に関する学問的な知識も求められます。
そして当然ながら、日本語を訳したり日本語に訳したりするわけなので、日本語に対する深い知見も必要となります。
英語を使って働くことのプロフェッショナルであり、仕事内容の関係で翻訳などであれば完全リモートワークや在宅業務が可能です。
独立することもできるため、完全在宅ワークを目指すなら経験と人脈を作ってから独立を目指すのも良いでしょう。
また、英語を使った仕事に就くための考え方を詳しく知りたい方は、以下の記事も確認してみてください。
リモートワーク可能で英語を使う求人の探し方
リモートワークがしやすい仕事も、そうじゃない仕事もあることが分かったよ。
ただ、適当に会社を選んでしまうと、リモートワークができない会社を選んでしまうかもしれません。
探し方には、少しコツがいるんです。
それではここからは、リモートワークが可能かつ英語を使う仕事の求人の探し方を解説していきましょう。
英語を使うリモートワーク可能な日本企業の求人を探す場合
日本企業の場合、リモートワークが可能な求人を探すのはそれほど難しくありません。
求人サイトに登録するか、転職エージェントに登録するなどして、数多くの求人の中から絞り込んでいきましょう。
基本的に、自分が就きたい職種で検索しつつリモートワーク可能などの条件を付加して探します。
最近の求人サイトでは「リモートワーク可」のチェックボックスがあり、リモートワークができる企業だけをソートして検索できます。
この際の探し方のポイントは2点。
1つは、自分に合ったリモートワークが可能かどうかを確認すること。
週のうち1日だけリモートワークができるとしても「リモートワーク可」にしているなど、実態が伴っていない場合もあるためです。
もう1つは、英語を使える仕事かどうか、社内の事情を知っている人に聞くこと。
外面的には「英語を使える」とアピールしていても、実際はそれほど使わないというケースもあります。
口コミサイトなどで実際の働き方を確認してみるといいでしょう。
上記2つを満たすためには、直接気になっている企業のOBや現在勤めている人に聞いてみると確実性が高まります。
または、企業の内部事情に詳しい転職エージェントなど、キャリア関連のプロに相談してみましょう。
リモートワーク可能な外資系企業の求人を探す場合
リモートワークが可能な外資系企業の求人を探す場合も、基本的には前述の日本企業の求人の探し方と同じです。
求人サイトや転職エージェントに登録して検索することである程度の企業に絞り込むことが可能です。
ただし外資系企業の場合は、より人づてや縁故での求人募集が活発です。
新卒一括採用は日本独自の文化であり、多くの海外企業が新卒一括採用を行っていません。
そのため、大規模な求人サイトに登録して大々的に求人を行うことがあまり一般的ではないのです。
日本向けの募集であればある程度は登録して募集されているものの、外資就活を行いたい場合は外資就活に強いエージェントを頼ったほうが確実です。
外資系企業で英語を日常的に使って働きたいと考えているなら、日本企業の求人を探すときよりも少し多くのエージェントを活用することをおすすめします。
Career Study
リモートワークができる英語を使う職種をご紹介
ここで紹介する職種がすべて当てはまるわけではありませんが、リモートワークができる可能性、または英語を使って仕事ができる可能性が高いものを紹介しています。
リモートワークができて英語を使う仕事を探す際に参考にしてみてくださいね。
営業事務・アシスタント
「業務の中でたまに英語を使う」と「海外とのやりとりの中で英語を使う」に当てはまるパターンです。
海外との取引がある会社である場合、業務内で英語を使う機会もあります。
また、営業事務もアシスタントも、1人の営業や1人のコンサルタントに専属で付くのではなく、複数人をサポートする場合があります。
そのような場合では、営業やコンサルタントに同行するのではなく遠隔で資料提供などのサポートを行います。
同行しないタイプの営業事務やアシスタントであれば、リモートワークができる可能性も高いのです。
インサイドセールス
こちらも「業務の中でたまに英語を使う」と「海外とのやりとりの中で英語を使う」パターンです。
インサイドセールスとは、対面ではなく電話営業やメール営業、あるいはリモート会議による営業を行うことで、内勤営業と呼ばれることもあります。
出社して遠隔で営業を行うこともありますが、会社によっては在宅勤務によるリモート営業ができることもあります。
インサイドセールスを行う職種で、なおかつ英語圏の企業や会社をターゲットにした業態であれば、リモートワークかつ英語を使った仕事が可能です。
事務(英文事務・貿易事務)
「海外とのやりとりの中で英語を使う」または「外資系企業なので日常的に英語を使う」パターンです。
事務職の中でも英語を使うことが前提の事務職募集があり、英文事務がそれにあたります。
また、貿易事務も英語を使って仕事を行う可能性が非常に高い事務職です。
いずれも、もともと外資系企業のため日常的に英語が使われるか、または日本企業であっても海外と取引するためよく英語が使われるといった環境です。
基本的な職種は事務職であるため、リモートワークができる可能性があります。
外資系企業の各職種
こちらは典型的な「外資系企業なので日常的に英語を使う」パターンです。
外資系企業で本社が海外であれば、物理的に出社できないためリモート文化が盛んである場合があります。
日本支社や日本法人があっても、本社メンバーとはリモート会議を行うことが多いため、その文化が根づいていてリモートワークがしやすい可能性が高い点も魅力です。
翻訳・通訳
最後は「英語のプロフェッショナルとして英語を使う」パターンです。
翻訳の場合は自宅で資料や書籍を読みながらもくもくと作業を行うことが多いため、リモートワークに向いています。
通訳は、誰かに同行して仕事をするためリモートワークができるというイメージはないかもしれません。
ですが、遠隔会議に参加するなど、リモートでの通訳の仕事もないわけではないのです。
翻訳の場合、以下の4つのパターンの業務があります。
- 取扱説明書やマニュアルを英語化する「日本語による文章がメイン」で「英語として読めればよい」というパターン
- 取扱説明書やマニュアルを日本語化するという「日本語として理解できればよい」というパターン
- 書籍を日本語から英語に訳す「英語の文章として優れた読み物であること」が求められるパターン
- 書籍を英語から日本語に訳す「日本語の文章として優れた読み物であること」が求められるパターン
1や2は翻訳業務としてスタートしやすく、3や4の仕事を指名で任されるようになれば、独立して完全リモートワークを行うことも可能です。
TAKASHI KAWAHARA
リモートワークのデメリットも把握しておこう
感染症対策で、一時期はリモートワークが流行しました。
その後も完全リモートワークを継続している企業もあれば、そうでない企業もあります。
実は、数年の完全リモートワークを経験したことで、フルリモートにはある程度のデメリットも存在することが分かったのです。
デメリットは主に、コミュニケーション面とスキルアップ面の2つで顕著でした。
コミュニケーションがしにくいことでチーム内の信頼関係が築きにくく、パフォーマンスが下がってしまったのです。
さらに、ロールモデルとなる先輩から直接業務を学べないことで、特に若い世代でスキルアップの機会が失われてしまい、スキル面で不安を覚えるという声もありました。
信頼の低下とスキルアップへの不満から、リモートワーク流行時に就職した新卒たちが早期に退職したり「出社日を増やしてほしい」との意見が上がったりしたのです。
リモートワークには数えきれないほどのメリットがありますが、一方で確実にデメリットも存在しています。
リモートワークを希望するなら、デメリットがあることを知り、それをどう克服するかも考えておきましょう。
英語を活かした仕事に就くためのポイント
英語を活かした仕事に就くためには、いくつかのポイントがあります。
特に意識しておきたいポイントは、以下の2点です。
- 自分の英語力に合った働き方を決める
- 英語を使って働ける職場を見つける
記事の中で「英語を仕事に使う場面には4つのパターンがある」とお伝えしました。
この中にあるように、自分がどの程度の英語力を持っているのか、そしてそれをどのくらい発揮して活かして働きたいのか明確にしておきましょう。
自分の英語力を明確にしたら、次は実際に英語を使って働ける職場を探す段階になります。
以下のような企業を探すと見つけやすいでしょう。
- 外資系企業(高い英語力が求められる)
- 外資系企業の日本法人(高~中程度の英語力が求められる)
- 海外との取引が主戦力である日本企業(ビジネス会話程度の英語力が求められる)
- 外国人が利用することが多いサービスを提供している日本企業(ビジネス~日常会話程度の英語力が求められる)
求められるだいたいの英語力も併記したので、合わせて確認してみてくださいね。
Career Study
まとめ
英語を使う仕事は専門性が高く、そのため働く側への配慮がなされた職場である可能性があります。
そのためリモートワークをしたいのであれば、いわば「職場を選り好み」すればいいのです。
また、在宅勤務せざるを得ない遠隔地との業務を行うため、必然的にリモートワークが増えるというケースもあるでしょう。
とはいえ、そんなに多くの「英語を使う仕事」かつ「リモートワークができる仕事」を探すのも簡単ではないのが事実です。
もし、自分好みの仕事が見つからない場合、見つかった仕事の中で妥協する前に、ぜひ私たちUZUZにご相談ください。
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TAKASHI KAWAHARA
なぜリモートワークをしたいかは明確にしておこう
通勤しなくてもいいため、リモートワークができるならしたいと思うものです。
ですが、なぜリモートワークをしたいのかは明確にしておきましょう。
通勤のストレスがないから。
地方でも都心の仕事ができるから。
様々な理由があるはずです。
そして、その理由によって選ぶ企業も変わってくるでしょう。
さらには、一切出社しない完全リモートワークか、週のうち何日か出社するかなど、リモートワークの形態も変わります。
「地方在住だが、地方に住んだままで都心部の仕事をしたいから、リモートワークがしたい。」
こう考えているのなら、完全リモートワークでなければ難しいですよね。
ですがもしかしたら「月に1度の出社義務」という程度なら、可能かもしれません。
求人を探す前に、まずは「なぜリモートワークをしたいのか」と「どのくらいしたいのか」を明確にしておきましょう。
また、感染症の流行が生活様式を変えたように、就職・転職活動にも影響がありました。